つらい花粉症、我慢していませんか?当院の治療と対策について
少しずつ暖かくなり、春の訪れを感じる季節となりましたが、同時に「花粉症」の症状に悩み始める方も多いのではないでしょうか。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ……。毎日のことだからこそ、症状が続くと心身ともにストレスが溜まってしまいますよね。
今回は、当院で行っている花粉症治療と、ご家庭でできる対策についてまとめました。
■花粉症の原因と、自分でできる対策
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が鼻や目の粘膜に付着することで起こるアレルギー反応です。体が花粉を「異物」と判断し、追い出そうとしてくしゃみや鼻水などの症状が出ます。
治療も大切ですが、まずは**「花粉を体に入れない」**工夫が基本となります。
1 マスク・メガネの着用: 粘膜への付着を物理的に防ぎます。
2 帰宅時の習慣: 玄関に入る前に、服や髪についた花粉を払い落としましょう。
3 洗顔・うがい: 帰宅後は顔を洗い、うがいをして喉や鼻の入り口の花粉を洗い流すと効果的です。
4 服装: ツルツルした素材のコートなどは花粉が付着しにくいと言われています。
■当院の治療方針:お一人おひとりに合わせたご提案
「毎年同じ薬をもらうだけ」ではなく、当院では患者さんの症状の強さやライフスタイルに合わせて、きめ細かな治療を提案しています。
■基本的な治療(内服・点鼻・点眼)
軽い症状の方から重い症状の方まで、まずは基本となるお薬でコントロールを目指します。
1 内服薬: 眠気の出にくいものから、しっかり効くタイプまで種類は様々です。
2 点鼻薬: 鼻づまりや鼻水がひどい場合に併用します。
3 点眼薬: 目のかゆみが強い場合に処方します。
■重症の方への新しい選択肢「ゾレア」
飲み薬や点鼻薬をしっかり使っても症状が改善しない「重症・最重症」の患者さんには、**抗IgE抗体製剤「ゾレア」**という注射による治療も可能です。
アレルギー反応の元を抑える治療法で、高い効果が期待できます。
※投与には条件がありますので、従来の治療で効果を感じられない方はご相談ください。
■原因を知るための「アレルギー検査」
ご自身やご家族が何のアレルギーを持っているのか、正しく知ることも大切です。当院では年齢に合わせた検査方法をご用意しています。
| 対象年齢 | 検査方法 | 特徴 |
| 小さなお子さん | ドロップ&スクリーン | 指先から少量の血を採取するだけで検査可能です。注射器を使わないため、痛みや負担が少ないのが特徴です。 |
| 小学生~大人 | VIEW 39 | 1回の採血で、重要度の高い39項目のアレルギー(吸入系・食物系)を一度に調べることができます。 |
■根本的な体質改善を目指す「舌下免疫療法」
アレルギー検査の結果、**「スギ花粉」または「ダニ」**が陽性(アレルギーの原因)だとわかった場合、**舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)**を選択することができます。
これは、アレルギーの原因物質を少しずつ体内に取り込み、体を慣れさせていく治療法です。
1 毎日自宅で服用できる
2 数年(3〜5年)続ける必要がありますが、症状を根本から治したり、大幅に和らげたりすることが期待できます。
まずはお気軽にご相談ください
花粉症は「ただの季節性のもの」と諦める必要はありません。
初期の段階から治療を始めることで、ピーク時の症状を軽くすることも可能です。
お子様のアレルギー検査から、薬が効きにくい重症の方の治療まで幅広く対応しておりますので、辛い症状でお悩みの方はお気軽にご来院ください。