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er救急科

打撲(頭部)

頭部打撲は日常生活において発生しやすい外傷の一つですが、軽く見てはいけない症状です。転倒や衝突により頭部に強い衝撃が加わることで、頭皮の腫れや内出血、さらには脳震盪や頭蓋内出血といった重篤な状態を引き起こす可能性があります。

当院では救急医療の豊富な経験を活かし、頭部打撲の症状を適切に評価いたします。意識レベルの確認、神経学的検査により症状の重症度を判断し、適切な処置を行います。軽症の場合は経過観察と症状管理を行い、重症例では連携医療機関への迅速な紹介を実施いたします。

頭痛、吐き気、めまい、意識障害などの症状がある場合は、すぐに受診してください。症状が軽微に見えても、時間が経過してから悪化する場合があるため、早期の医学的評価が重要です。

転倒

転倒は高齢者だけでなく、あらゆる年代で起こりうる事故であり、骨折や打撲、脳挫傷など様々な外傷を引き起こす可能性があります。転倒による外傷は、受傷部位や転倒の状況により重症度が大きく異なるため、専門的な評価と適切な初期対応が必要となります。

当院では転倒による外傷に対して、まず全身状態の評価を行い、緊急度の高い症状を見逃さないよう注意深く診察いたします。骨折の有無、神経症状の確認、内臓損傷の可能性について詳しく調べ、必要に応じて超音波検査を実施します。

軽度の打撲や擦り傷から、骨折や頭部外傷まで幅広く対応可能です。転倒後に痛みや腫れ、動かしにくさを感じる場合は、症状が軽いと思われても早めの受診をお勧めします。適切な初期治療により、後遺症のリスクを最小限に抑えることができます。

切創

切創は刃物や鋭利な物体による外傷で、深さや部位により治療方法が大きく異なります。浅い切り傷から深部組織に達する重篤な外傷まで様々な程度があり、適切な処置により感染予防と機能回復を図ることが重要です。

当院では切創の深さと範囲を詳しく評価し、神経や血管、腱などの重要な組織の損傷がないかを確認いたします。洗浄と消毒を徹底的に行い、縫合の必要性を判断します。縫合処置では、機能面と美容面の両方を考慮した治療を心がけております。

出血が止まらない場合や傷が深い場合、異物が刺さっている場合は、すぐに受診してください。感染予防のための抗生剤投与や、破傷風予防接種についても適切に対応いたします。傷の治癒過程でのフォローアップも重要な要素となるため、経過観察を含めた総合的な治療を提供いたします。

熱傷

熱傷は熱湯、火炎、化学物質、電気などによる皮膚や粘膜の損傷で、重症度により治療方法が大きく異なります。Ⅰ度からⅢ度までの分類に基づき、適切な初期処置と継続的な治療により、感染予防と機能回復を目指します。

当院では熱傷の深度と範囲を正確に評価し、冷却処置、疼痛管理、感染予防を含む包括的な治療を行います。軽度の熱傷では外用薬による治療を中心とし、重度の場合は専門医療機関との連携により最適な治療を提供いたします。

熱傷を受けた場合は、まず流水で十分に冷却し、速やかに受診してください。水疱の処理や感染予防、瘢痕形成の最小化など、熱傷の段階に応じた適切な処置により、良好な治癒を促進します。化学熱傷や電気熱傷の場合は、特殊な対応が必要となるため、受傷原因を詳しくお聞かせください。

ショック

ショックは血液循環の重篤な障害により、全身の臓器に十分な血液が供給されない状態です。出血性ショック、心原性ショック、血管原性ショック、敗血症性ショックなど様々な原因があり、迅速な診断と治療が生命予後に直結します。

当院では救急医療の経験を活かし、バイタルサインの監視、血液検査、心電図検査などにより、ショックの原因と重症度を迅速に評価いたします。酸素投与、必要に応じた薬物療法により循環動態の安定化を図り、同時に原因疾患の治療を行います。

意識障害、冷汗、顔面蒼白、頻脈、血圧低下などの症状がある場合は、緊急事態の可能性があるため、直ちに受診してください。重症例では高次医療機関への迅速な搬送が必要となる場合があり、当院では適切な初期安定化処置を行いながら、連携医療機関との円滑な連携を図ります。

こんな症状がある場合はご相談ください

  • 発熱
  • 鼻水・鼻づまり
  • 咳・痰
  • 喉の痛み
  • ゼーゼーする
  • ひきつけ(痙攣)
  • 腹痛
  • 嘔吐・下痢
  • 便秘
  • 湿疹(ブツブツ)
  • 肌のカサつき
  • 機嫌が悪い
  • 泣き方がいつもと違う
  • 何となく元気がない
  • 顔色が悪い など

救急科の特徴

当院の救急科は、院長の救急救命現場での豊富な経験を基盤として、「いつでも」「なんでも」「どなたでも」を理念に、幅広い救急疾患に対応いたします。診療科目にとらわれない総合的な視点で診療を行い、適切な初期対応から専門医療機関への紹介まで、患者様の状態に応じた最適な医療を提供いたします。

夜間診療も実施しており、急な体調不良や外傷にも迅速に対応可能です。「どこの病院にかかればいいかわからない」「どの科を受診すればいいかわからない」といった不安を抱える患者様にも、まずは当院にご相談いただければ、適切な診断と治療方針をご提案いたします。